Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗を運営する皆様向けに、売上入金の仕組みを理解し、効率的な運営をサポートするための記事です。
本記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗の売上入金サイクル、売上明細の解釈方法、会計処理の流れについて詳しく解説します。
これらの情報を活用し、Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗の売上管理をよりスムーズに進め、最大限の利益を追求できるようになりましょう!
目次
Uber Eats レストランパートナーの仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)とは、簡単に言えば【現代版・出前サービス】です。
つまり、飲食店で作ったお食事を、注文者の指定した場所まで配達する、という仕組みです。
最近では、飲食店以外にもスーパーやドラッグストアなど様々なお店の商品を注文することが出来る様になりました。
昔からある「出前」と大きく違う点は2つ。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)というアプリ経由でオーダーが来る
- 配達するのが飲食店の従業員ではない
※一部店舗従業員が配達する場合もある
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、アプリに飲食店ごとにメニューの登録をし、注文者もそのアプリ経由でオーダーをします。なので、電話で注文を受けたり、独自のメールで注文を受けたり、ということはできません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーとしての業務は、料理の準備、パッキング、そして配達パートナーへの引き渡しを担当します。
注文者と直接の対話は一切不要で、全ての注文処理は特別に提供されるタブレットやレストランパートナー専用のアプリケーションを介して行います。
レストランパートナーは、集客やツールの利用料として売上に対して一定の割合で手数料を支払う形となっています。
手数料は、売上から相殺されるため都度支払う必要はありません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗の売上の入金サイクル
Uber Eats(ウーバーイーツ)での売り上げは一旦Uber が預かり(徴収代行)し、そこから諸経費を差し引いた額が指定口座に振込まれます。
お支払いは週次(月曜日〜日曜日で集計)で行われます。その週の売上は、翌週火曜日に銀行口座へ入金されます。
ただ、Uber Eats(ウーバーイーツ)の入金は海外送金される場合もあるため、必ず火曜日に着金するとは限りません。
祝祭日と重なる場合には入金のタイミングがずれる場合もありますので注意しましょう。お支払いの詳細は管理画面やメールにて確認することができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の売上明細の解説
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーに加盟すると、タブレット端末から店舗専用のアプリケーション(Uber Eats マネージャー)にて、売上明細の確認を行うことができます。
売上明細に掲載されている情報は以下のように3つのセクションに別れています。
① 売上
– 料理の売り上げ(消費税を含む)
– 消費税の調整額
② 手数料およびその他のお支払い
– Uber手数料(消費税を含む) – プロモーションの適用
– お客様からの支援
③ 合計支払い額
– 銀行口座への入金額
以下に、売上明細の各項目について詳しく解説していきたいと思います。
料理の売り上げ(消費税を含む)
プロモーション費用を含む売上の合計を指しています。
「1つ頼むと1つ無料」「○○円購入で○○円節約」などでお客様に提供された商品分の費用も含んだ売上額の合計です。
消費税の調整額
レストランがお客様から預かる「配送手数料」に含まれる消費税を指しています。
お客様はUber Eats アプリを通してレストランへ支払いを行います。
その支払に含まれる「食事代」「配送手数料」はレストランの売上となり、レストランはお客様から、その売上に含まれる「消費税」をお預かりします。
「配送料」はUber Eats(ウーバーイーツ)側の処理でそのまま配達パートナーへ支払われる為、お客様から支払われた「配送手数料に含まれる消費税」だけがレストランの手元に残ります。 この「配送手数料に含まれる消費税」が、消費税の調整額です。
例)配送手数料¥355の場合、消費税部分の¥35がレストランに加算されます。
Uber 手数料(消費税を含む)
Uber 手数料(税抜)+Uber手数料の消費税を指しています。
デリバリー注文 手数料(税抜)=料理売り上げ(消費税を含む)×35%
テイクアウト注文 手数料(税抜)=料理売り上げ(消費税を含む)×12%
手数料消費税=Uber手数料(税抜) ×10%
上記のような形で手数料は設定されています。
イレギュラーな場合として、自店でデリバリースタッフを雇用していて自店のスタッフを使って配達を行った場合には「料理売り上げ(消費税を含む)×12%」となります。
もちろん、注文が入らなかった場合には手数料も発生しません。
プロモーションの適用
割引や特定メニュー商品の無料提供など、様々なプロモーションを店舗側で独自に設定することができます。
お客様に実際に利用された、プロモーション費用の合計を指しています。
「1つ頼むと1つ無料」「○○円購入で○○円節約」などのキャンペーンでお客様に提供された商品の費用合計です。
お客様からの支援
感謝の気持ちを込めて、レストランへの特別なサポートを希望されるお客様から寄せられた支援金(チップ)を指します。
こちらの支援金(チップ)からはUber 手数料が引かれない仕組みになっています。
銀行口座への入金額
① 売上 から ② 手数料およびその他のお支払いを差し引いた額、③合計支払い額となります。
実際に、手元に残った口座に入金される額を指します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の売上に関する会計処理の流れ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の売上に関する会計処理は以下の様な形で、料理を提供したタイミングと、Uber Eats(ウーバーイーツ)から入金があったタイミングの2回に分けて行います。
この処理を正確に行うことで、売上の正確な計上と適切な税務処理が可能になります。
料理提供時点の仕訳
- 売上高(課税売上):商品が配達パートナーに引き渡された時点で認識します。この時点では売上全額を計上します。
- 消費税(軽減税率8%):料理提供時に一緒に計上します。イートインではないため、軽減税率が適用されます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)からの入金時点の仕訳
- 現金(または預金):Uber Eats(ウーバーイーツ)から店舗への入金額を計上します。これは売上全額からUber Eats(ウーバーイーツ)の手数料を差し引いた額です。
- 手数料:Uber Eats(ウーバーイーツ)からの入金額と料理提供時の売上高の差分を手数料として計上します。
ただし、この説明は一般的な考え方を示したものであり、具体的な会計処理は店舗の経営形態や地域の税法等により異なる可能性があります。
実際の会計処理を行う際には、税理士等の専門家の意見を確認することをお勧めします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店する流れは、以下の通りです。
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- レストランパートナー申込フォームを送信する
- 電話案内の予約をサイト上で行う
- 担当から電話案内を受ける
- 電子契約書で契約を結ぶ
- メニュー写真撮影の予約を行う
- メニューの撮影を行う
- システムの設定を行ってもらう
- 注文を受けるために使うタブレットを受取る
- タブレット操作研修の予約を行う
- 電話でタブレット操作研修を受ける
- レストランパートナーとして営業開始
半分以上はUber Eats(ウーバーイーツ)側で対応してもらうことになりますので、忙しいお店でも出店のハードルは低いと言えるかと思います!
「Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店!飲食店が加盟店登録する方法を徹底解説」の記事で詳しい流れをご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、Uber Eats(ウーバーイーツ)レストランパートナーの仕組み、売上の入金サイクル、売上明細の理解方法、そして売上に関する会計処理の流れについて詳しく解説しました。
Uber Eats(ウーバーイーツ)とパートナーシップを組むレストランのオーナーや経営者の皆様が、これらの情報を活用することで、売上管理の効率化とビジネスの成長の一助となれば幸いです!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗運営における売上入金のサイクルや会計処理を理解し、これらの知識をもとに適切な財務管理を行うことで、レストランの経済的成功につなげましょう。
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