コロナの影響もあり、次々と新たなフードデリバリーのサービスが展開されています。その中でもフードデリバリーの先駆けとしてサービスをはじめた老舗の「出前館」。
その認知度から、まずは出前館で配達員になってみようと思う方も多いのではないでしょうか?
- 出前館の働き方にはどんな種類がある?
- 直雇用と業務委託のそれぞれのメリット・デメリット
- 業務委託の配達員になるために用意するものとは
といった、出前館の配達員になるメリットを直雇用のアルバイト・業務委託別に詳しくご紹介していきます!
目次
- 1 出前館の配達員は直雇用と業務委託の2種類ある
- 2 直雇用アルバイト
- 3 業務委託
- 4 【共通】出前館の配達員になるメリット
- 5 いろんな飲食店の情報が手に入る
- 6 接客業が苦手でも続けやすい
- 7 【直雇用】出前館の配達員になるメリット
- 8 シフト制で安定した給料が貰える
- 9 保険加入済みで安心して配達できる
- 10 全国で配達員の仕事がある
- 11 制服や車両などは全て貸し出し
- 12 【業務委託】出前館の配達員になるメリット
- 13 採用のハードルが低い
- 14 頑張れば頑張った分だけ報酬が手に入る
- 15 自分の好きな時に働ける
- 16 服装が自由
- 17 他のデリバリーと掛け持ちでき効率よく稼げる
- 18 出前館の配達員のデメリット
- 19 天候の悪い日は注文増&体力的に大変
- 20 配達の遅延や中身の状態でクレームが発生する場合も
- 21 事故に遭うリスクがある
- 22 歩合制で給料の保証はない
- 23 出前館の配達員になるメリット・デメリットのまとめ
出前館の配達員は直雇用と業務委託の2種類ある
出前館の配達員には、直雇用アルバイトと業務委託の2種類があります。
直雇用アルバイト
直雇用アルバイトはその名の通り、出前館が直接契約を結んでいるアルバイトの配達員のことを指します。
業務委託
一方、業務委託は出前館との直接の雇用関係はなく、個人事業主として登録をしている契約形態の配達員のことです。
直雇用と業務委託にはそれぞれのメリットが異なるので、それぞれご紹介していきます。
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関連記事出前館の配達可能エリアを解説!業務委託配達員の拠点紹介
【共通】出前館の配達員になるメリット
いろんな飲食店の情報が手に入る
出前館の配達は大手チェーンだけではなく、個人で経営している飲食店の配達を行うことももちろんあります。
そのため、今まで入ったことのないジャンルのお店やこんなところに飲食店があったんだという発見ができるという点は大きなメリットになります!
大通りにはないような穴場な飲食店などは、配達員をしていないと目にする機会もないため、飲食店の引き出しも増え、事前にお店の雰囲気も分かるので一石二鳥です!
接客業が苦手でも続けやすい
配達員のお仕事は、大半が移動時間か待機時間になります。そのため、常に店舗にいなければならない接客業とは違い、飲食店と届け先の数分の接客のみで済みます。
コロナ禍で出前館も2020年の3月下旬より、すでに非接触で配達が行える「置き配」を実施しています。そのため、キャッシュレス決済を選択してもらえればお届け先のお客さんと一切接触することなく配達をすることが可能となるのです。
接客に自信がない、たくさんのことを覚えるのが苦手という方でも最低限の会話や配達を専門に行うため長く続けられるポイントになってきます。
【直雇用】出前館の配達員になるメリット
シフト制で安定した給料が貰える
出前館の直雇用のアルバイトは、完全時給制です。900円~1,300円ほどの時給に設定されていることが多くなっており、配達の注文が入らなかったとしてもちゃんと時給が支払われます。
1件こなしていくらという歩合制ではないため、プレッシャーを感じることなく心に余裕を持って働くことができます。規定内であれば交通費も支給されるため、月々のガソリン代やメンテナンス費用もかかりません。
保険加入済みで安心して配達できる
配達員として働く時に心配なのが配達時の事故です。自分が被害者になるだけではなく、加害者になる可能性もあるため、保険の加入は必須です。
その点は、出前館と直接契約を結んでいるアルバイトなので、貸し出される車両にはすべて保険がかけられています。新たに自分で保険に加入して保険料を払わなければいけないということもないため、安心して配達に臨めそうですね。
全国で配達員の仕事がある
最近急増しているフードデリバリーサービス。中には首都圏や限られた地域のみでの配達しかできないサービスも多くなっています。
一方、出前館は全国47都道府県すべてに精通しています。そのため、首都圏だけではなく地方で配達を行うこともできます。
制服や車両などは全て貸し出し
配達時に使用する、車両・制服・端末はすべて出前館から貸し出されます。そのため、個人で用意するものはメモ帳とペンくらいで十分です。
仕事を始めるにあたり、用意するものが少ないのは金銭的な負担もかからず嬉しいですよね。
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【業務委託】出前館の配達員になるメリット
採用のハードルが低い
業務委託として出前館の配達員になる場合、採用のハードルは低く設定されています。必要な情報を登録して、以下の3つのステップを踏み、簡単なテストに合格すれば晴れて業務委託の配達員として出前館の配達を行うことができます。
- 研修用動画の視聴
- 理解度チェックテストの合格
どの採用にもついてまわる「面接」がないため、接客に自信がなくてもお仕事を始めることができます!また、テストも実施されていますが基本的な交通ルールなどで難しいものはないため安心してください。
頑張れば頑張った分だけ報酬が手に入る
業務委託の配達の報酬は、直雇用のアルバイトとは違い、完全歩合制です。そのため、ちょっと不利に聞こえるかもしれませんが、頑張れば頑張った分だけ報酬が得られるという仕組みになっています。
自分の頑張りが直接報酬に反映するため、モチベーションもアップしそうですね!
自分の好きな時に働ける
業務委託であれば、専用のアプリをオンにした時だけ注文が受けられるようになっています。
そのため、コンスタントに仕事ができない場合や、急な用事が入った時でも都合に合わせて働くことができるので焦る必要もありません。
何時から何時まで働かなければいけないという、アルバイトのような時間の制約がないというのも大きなメリットではないでしょうか?
服装が自由
業務委託として働く場合、全身真っ赤な制服で働くことはありません。出前館から支給されるオリジナルの帽子のみを商品の受け取り・受け渡し時に着用するのみとなっています。
2022年12月1日より、配達時の出前館キャップの着用が任意になりました。
以前はキャップを郵送してもらえる拠点もありましたが、現在では配布は終了しています。
配達バッグも支給されないため、自分で用意したものに他のフードデリバリーのロゴが入っている場合は隠す必要があります。
もちろん、接客業のため清潔さは必要ですが、決められた制服を着て配達しなければいけないというルールがないため、ファッションにこだわりのある人や髪型を変えたくないという人には嬉しいですね!
ただし、ズボンや靴などには一定の規定が設けられているため詳しく知りたい方はコチラの記事から確認してみてくださいね。
関連記事【直雇用&業務委託】出前館の配達をする配達員の服装について
関連記事【出前館&Uber Eats】掛け持ちする時の配達バッグは併用できる?
他のデリバリーと掛け持ちでき効率よく稼げる
フードデリバリーの配達を行っている業務委託の方であれば、掛け持ちをしているという人も少なくありません。
そのため、配達バッグも指定のものでなくても良いため、待機時間で出前館や他のフードデリバリーサービスと並行して効率よく稼ぐことも可能です。
ですが、受け取りと受け渡し時にはバッグのロゴを隠すなどの必要が出てくるフードデリバリーがほとんどかと思いますので、気をつけましょう。
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関連記事 【配達員】出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の違いを徹底比較!
出前館の配達員のデメリット
ここまで多くの出前館の配達員になるメリットをご紹介してきましたが、反対にデメリットもいくつか存在します。
どんな仕事にもメリット・デメリットはありますので、事前に確認して妥協できるポイントかどうかを見極めてから応募するのが良いかもしれませんね。
天候の悪い日は注文増&体力的に大変
フードデリバリーの特徴として、天候の悪い日に注文が増えるという傾向があります。天気の悪い日は家に居ながらゆっくり美味しいごはんを食べたいと思う人が多いため、晴れた日よりも注文が多くなります。
そのため、土砂降りの日や台風が近づいている時などに注文を受けると、体力的にも精神的にも大変です。事前にレインコートなどを準備して対策をしておくと良いでしょう。
配達の遅延や中身の状態でクレームが発生する場合も
悪天候時や、初めての配達を行う土地では配達に時間がかかってしまう可能性もあります。マンションが多い立地だと、入り組んでいてわかりにくく時間に追われる可能性もあります。
また、どんなに気をつけていても天候や道路の状態では商品が傾いて寄ってしまったり、梱包がうまくいっていないとこぼれてしまうケースも…。
楽しみに料理を待っていた方からするとこれほどガッカリすることはありません。そのため、クレームに繋がる場合もあるので、直接受け渡しをして中身を確認される場合は、多少覚悟をする必要があるかもしれません。
関連記事【業務委託】出前館の配達員はクレームを受けるとどうなる?
事故に遭うリスクがある
配達員に限ったことではありませんが、日常的に配達を行っている場合、車両に乗る時間も増えるためその分事故のリスクも増えます。
フードデリバリーの配達員は、悪天候時ほど注文数が増えるため、なおさら視界が悪くなり事故に遭う可能性も高くなってきます。念には念を入れ、自転車であってもヘルメットの着用をするなど、自分の身は自分で守れるよう最低限の装備を整えましょう。
業務委託の場合、任意保険の加入は自転車であっても必須となっています。必要書類などはコチラの記事にまとめていますので是非目を通してみてください。
歩合制で給料の保証はない
時間で拘束されて4いるアルバイト配達員と違い、業務委託の場合、注文を取ることができばければ何時間働いても1円にもなりません。
以前は早押し方式のため、オーダーが取れないといった声もありましたが、現在は近くの配達員に自動で割り振られた中から早押しのため、俄然オーダーがとれるハードルも低くなっています。
長時間迷っていると他の配達員に取られてしまうため、選り好みする暇もありません。
出前館の配達員になるメリット・デメリットのまとめ
出前館の配達員になるメリットは直雇用と業務委託で少し違いがあります。それぞれのメリットを確認し、自分にはどっちが合っているかじっくり考えてから働き方を選択するのも1つの手ですね。
また、メリットだけではなく予想できるデメリットも事前に把握し、実際に配達した時にアクシデントが起きても焦らず対処できるようにしておきましょう。
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