2020年から本格的に業務委託の配達員の稼働がスタートした「出前館」。老舗デリバリーサービスである出前館は、安心感もあり報酬も高いと話題ですよね？
今こそ出前館で配達を始めたい！と思っている方に、
- 出前館の配達ってきついの？
- 良い口コミだけじゃなくて悪い口コミも知りたい！
といった、出前館の配達員として働く方の良い＆悪い口コミ・評判を詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
出前館の「業務委託配達員」とは
「出前館」の名前を聞くと、自社でデリバリーサービスを展開し、独自の配達員による配達を主体としたビジネスモデルを思い浮かべる方が多かったかもしれません。
しかし、2017年からその様子も変わり始め、配達機能を持たない飲食店も「出前館」に加盟し、共同で配達機能を共有することで出前サービスを実現する新しいシステム、シェアリングデリバリー®が導入されました。そして、2020年からは業務委託の配達パートナーによる活動が本格化しました。
今日では、「出前館」における配達は主に業務委託の形で行われており、個々の配達パートナーが登録を行っています。
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出前館の配達員の良い口コミ・評判
さっそく、出前館の配達員の良い口コミ・評判についてご紹介していきたいと思います。
- 業界トップクラスの報酬！
- シフトなし！自分の都合で自由に働ける
- 老舗デリバリーサービスという安心感
以下に詳しくご紹介していきたいと思います。
業界トップクラスの報酬！
配達する地域・距離・日時等によって報酬の額は異なりますが、業界でもトップクラスの報酬の高さになっています。以下は、変更になった基本報酬になります。
| エリア | 配達報酬 |
|---|---|
| 首都圏（東京/神奈川/埼玉/千葉） | 600円（税込） |
| その他のエリア | 550円（税込） |
基本報酬も2023年8月1日に変更となり、全国一律400円へと統一されました。
『出前館』の業務配達員の給料の仕組みは、距離に関係なく「１件あたり〇〇円」という形の固定報酬制でしたが、2022年8月1日～、距離別委託料というシステムが導入されています。
新しく導入された「距離別委託料」に関しても、エリアによって金額が異なります。
距離別委託料は2023年8月1日で廃止されました。
| 店舗からお届け先の距離 | 首都圏 （東京/神奈川/埼玉/千葉） | その他のエリア |
|---|---|---|
| 1km未満 | 600円 | 550円 |
| 1km以上～2km未満 | 660円 | 600円 |
| 2km以上～3km未満 | 750円 | 670円 |
| 3km以上 | 870円 | 770円 |
距離別委託料の廃止と、基本報酬の変更により、現在は以下のような報酬計算となっています。
基本報酬（400円）×ブースト率
距離報酬はなくなり、ブーストに組み込まれると出前館側から発表がありました。
出前館では、1配達平均 750円以上*も可能ですので、他のフードデリバリーの配達で報酬に不満がある方にはピッタリです！*2023年1月の配達1件あたり全国平均報酬額
シフトなし！自分の都合で自由に働ける
出前館は、自分の都合に合わせて働きたい時にアプリを「ON」にすれば稼働することができます！アルバイトのようなシフト制ではないため、自分の好きな時に好きなだけ働くことができます。そのため、急な予定が入っても慌てることはありません。
また、今まで着用必須だった出前館の赤い帽子も、現在では任意となっているため、実質自由な服装で働けるようになっています。
働き方や服装が自由というのは、業務委託配達員の大きなメリットではないでしょうか？
老舗デリバリーサービスという安心感
新型コロナウイルスの影響で、ここ数年で一気にフードデリバリーサービスの認知と需要が高くなりました。
その中でも、出前館は設立が1999年と今から20年も前に「宅配」に目をつけサービスを開始している、フードデリバリー業界の先駆者です。
Wolt（ウォルト）やmenu（メニュー）など、あまり耳に馴染みがないサービスを使うのはちょっと・・・という方でも、「出前館」なら誰しもが知っていますよね。
どのフードデリバリーサービスで配達をすれば良いか悩んでいるという方が、認知度の高い出前館を選択するという場合も少なくないようです。
出前館の配達員の悪い口コミ・評判
続いて、出前館の配達員の悪い口コミ・評判についてご紹介していきたいと思います。
- 悪天候時の配達がきつい
- 報酬の振り込みが２週間に1度
- 配達バッグやスマホ充電器などは自前
- 飲食店やお客さまからクレームを受けることも
以下に詳しくご紹介していきたいと思います。
悪天候時の配達がきつい
出前館だけでなく、フードデリバリーの配達員であれば誰しもが経験する悪天候時の配達。雨の日や台風の時などの配達は、道路状況が悪くなるのはもちろん、体力を奪われ、精神的にもきつくなるようです。
業務用の車で登録をしていれば、まだマシかもしれませんが、自転車やバイクを使って配達を行っている場合は、天候に体力や精神が左右されるのは避けられないようです。
ですが、悪天候時ほどフードデリバリーは注文が多くなるため、その時の配達員不足でインセンティブが発生する傾向にあるので、ガッツリ稼ぎたい！という方は苦ではないかもしれませんね。
以下のようなアイテムをGETして少しでも悪天候時の配達を快適にできるようにしてみてはいかがでしょうか？
報酬の振り込みが２週間に1度
出前館の給料日ですが、報酬の振り込みは月に２回あり、以下の日に指定口座に振り込みが行われます。
- 毎月20日（当月の1日～15日までの配達分の報酬）
- 毎月5日（前月の16日～月末までの配達分の報酬）
※土日や祝日がある場合は振り込みも翌営業の後ろ倒しになります。
会社員であれば、月に１度の給料日しかないところが多いので、月に２回も報酬が出るなんて多い！と思うかもしれませんが、フードデリバリー業界としては、Uber Eats（ウーバーイーツ）などは毎週振り込みがあるため、決して多いとは言えません。
配達バッグやスマホ充電器などは自前
出前館から配達員のために支給されるグッズは、稼働初日にもらえる専用の「帽子」のみです。デポジットつきの配達バッグなども支給は行っておらず、商品の受け渡し時に専用の帽子の着用が推奨されています。
2022年12月1日より、配達時の出前館キャップの着用が任意になりました。
以前はキャップを郵送してもらえる拠点もありましたが、現在では配布は終了しています。
Wolt（ウォルト）のように、オリジナルのグッズを身につけてモチベーションをあげて配達したい！という時は、出前館では自分で用意するものが多いため、少しウィークポイントになるかもしれません。
逆に言えば、他のフードデリバリーと掛け持ちながら配達する時は、バッグも使いまわすことができるので便利かもしれませんね。
飲食店やお客さまからクレームを受けることも
フードデリバリーサービスでは、置き配意外を利用する場合は、商品を渡す際には注文者と直接やり取りをする必要がでてきます。
「商品が崩れていた」「到着が遅かった」等のほかにも、場合によっては配達員側に非がなくてもクレームが発生することがあります。また、飲食店側からも、ピックアップ時の対応でクレームが入ることもあるため、両方気をつけなければいけません。
しっかりと配達を行っていれば、クレームがくることは稀だとは思いますが、人によってはきついと感じるでしょう。
出前館の配達員の口コミ・評判まとめ
出前館の配達員は、報酬の振り込み回数や、配達時のグッズなどを自前で用意するという点が少しネックになるかもしれません。それ意外の悪天候時の辛さやクレーム対応など、出前館だけでなく、フードデリバリーの配達員であればどのサービスでも同じような口コミや評判です。
良くない口コミや評判もありますが、それ以上に高単価な報酬という点は他のサービスに勝る点ではないでしょうか？
大手という安心感もあるため、どのデリバリーで配達員をしようか悩んでいる方は、出前館の配達から始めてみるのも良いかもしれませんね。
