出前館では、「直雇用（アルバイト）」と「業務委託」の２つの働き方の配達員が存在します。
直雇用（アルバイト）配達員は時給制で安定した稼ぎ方ができますが、より稼ぎたい！という方や、自分の生活スタイルに合わせた働き方がしたい方には業務委託の配達員がおすすめです。
- 出前館の業務委託配達員はどのくらい稼げるの？
- 出前館の1件あたりの単価はいくら？
- 出前館で効率よく稼ぐコツはある？
といった疑問にお応えすべく、業務委託配達員はどのくらい稼げるのかについて詳しくご紹介していきたいと思います！
目次
出前館の「業務委託」配達員とは
『出前館』は、1999年9月9日創業の老舗の出前サービスです。現在では、フードデリバリーサービスと呼ばれていますが、オンラインで出前のサービスを日本に浸透させたのは、『出前館』と言っても過言では有りません。
2017年より、配達機能を持たないお店でも『出前館』が連携した配達機能をシェアすることにより、出前が可能になるサービス、シェアリングデリバリー®という形で、フードデリバリーサービスを行う事ができるようになり、2020年から本格的に業務委託の配達員の稼働も始まっています。
『出前館』で配達を行うスタッフには、以下の２種類の配達員が存在します。
- 直接雇用関係のある「アルバイト」
- 業務委託として配達を行う「業務委託配達員」
「業務委託配達員」は、時給制ではなく完全成果報酬制となっており、『出前館』との直接の雇用契約はありません。
そのため、自分の都合を優先して配達をする事ができるので、とっても働きやすくなっています！
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関連記事【配達員】出前館の雇用形態「アルバイト」と「業務委託」の違い
関連記事【出前館】業務委託配達員の報酬振込日はいつ？報酬体系や仕組みも解説
出前館の「業務委託配達員」のメリット・デメリット
出前館の「業務委託配達員」として働くメリット・デメリットは以下の通りです。
業務委託配達員のメリット
- 自分の空いている日や好きな時間に自由に働くことができる
- 完全成果報酬なので、働けば働くだけ稼ぐことができる
- 給料（報酬）の振り込みが早い
- 上司や部下がいないため、職場の人間関係を気にせず働くことができる
業務委託配達員の最大のメリットが「自分の都合に合わせて自由に働くことができる」という点ではないでしょうか？
体調が悪い時や用事があるときは他の人のことを気にせずに休んで大丈夫ですし、反対にたくさん稼ぎたいときに多くの配達をこなすことで、時給制のアルバイトよりも稼ぐことができます。
また、報酬の振り込みは月に2回（5日と20日）あるので、お金がすぐに必要、という場合にも対応できます。
※当月の15日までの分は20日振り込み、月前までの分は翌月5日振り込みとなります。
業務委託配達員のデメリット
- 報酬が保証されない
- 雨などの悪天候の日は注文が増加する
- 配達バッグやスマホの充電器、車両などは自己負担
- クレームなどのトラブルが発生する可能性がある
- 業務中の事故や怪我に労災が使えない
- 確定申告をする必要がある
業務委託配達員は完全成果報酬なので、働かなければもちろん報酬を受け取ることができません。
そのため、注文が少ない時間帯にしか働くことができない場合、たくさん稼ぐのは難しいでしょう。
また、注文は雨の日などの悪天候の日の方が増加する傾向にあります。たくさん稼ぐチャンスではありますが、同時に事故が起こりやすくもなったり、体力を奪われるので配達には注意が必要です。
そのほかにも、保険への加入や確定申告など、自分で主体的に動き管理する必要があるので、アルバイトで働くよりも自己責任が大きくなります。
自分で考えて行動することが苦手・受け身なタイプの方は、稼ぐのに苦労するかもしれません。
関連記事【直雇用＆業務委託】出前館の配達員の待機の仕方と場所について
出前館の「業務委託」配達員の報酬体系
以前は１件あたりいくらという固定報酬制でしたが、2023年8月1日より基本報酬（400円）×ブースト率と計算方法が変更されました。
※2023年1月の配達1件あたり全国平均報酬額。最低400円/件～（配達地域・配達距離・日時等により異なります）
報酬体系については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
出前館の1件あたりの報酬
ブースト率にもよりますが、出前館の１件あたりの報酬は、公式サイトによると750円以上とのこと。
土日のインセンティブが高額になること750円を大きく上回ることもありますが、平均すると出前館での１件あたりの配達は750円と思っていてよいでしょう。
ブーストは配達距離や時間帯、注文数と配達員のバランスなど、さまざまな条件から算出されますが、詳細な算出方法は非公開となっています。
出前館では1日でどのくらい稼げる？
1件あたりの平均報酬である、750円を元に計算すると１日あたりに稼げる報酬の目安は以下のようになります。※１時間あたりで３件ペースで配達を行った場合。
- 1日３時間働いた場合の報酬：6,750円～
- 1日５時間働いた場合の報酬：11,250円～
- 1日７時間働いた場合の報酬：15,750円～
- 1日10時間働いた場合の報酬：22,500円～
あくまで平均からの計算のため、インセンティブがつくともっと高額な報酬を得られます。
１時間３件ペースの配達で、コンスタントにオファーが入れば、どの車両であっても無理なくこなせる件数ですので、1日中働き続けるとすると軽く２万円は超えてきそうです。
出前館の業務委託配達員でより稼ぎたいという方は、以下のコツを参考にしてみてくださいね！
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出前館の「業務委託配達員」で稼ぐコツ
①インセンティブを狙う
配達員不足や悪天候時に発生するいわゆるインセンティブ（ブースト）と呼ばれる制度を活用すれば、より多くの報酬を受け取れることも可能です。
エリアや曜日、時間帯によってインセンティブの倍率は異なりますが、休日やピークタイムの時間帯に倍率が上がる傾向にあります。また、悪天候時には配達員の数が２割以上減少するため、頑張って雨の日に稼ぐというのも１つの手です！
アプリは常に最新版にアップデートし、インセンティブやブースト情報を漏れなくチェックしておきましょう！
②複数件同時配達する
出前館の業務委託配達員は、複数件同時に配達することができれば、少ない時間で効率よく稼ぐことができます。
注文数の多い時間帯として、ピークタイムであるランチ（11時～14時）、ディナー（17時～21時）の時間帯は注文数が多いのでねらい目です！平日の夜はディナー、休日はランチが若干ではありますが注文数が多いので参考にしてみてくださいね。
また、平日よりも土日などの休日の方がよりオーダー数が多いため、まとまって１日に配達をこなしたいという場合は休日のピークタイムを狙うと効率よく稼げそうです。
③地図を把握しておく
配達エリアの地図を事前に把握しておくことで、一軒当たりの配達時間を短くし効率よく配達することができます。
Googleマップのような地図アプリを使っても構いませんが、その道順通りに行くと遠回りになるなどより時間がかかる可能性があります。
参考にするのはもちろん構いませんが、ある程度配達をしていくことで自分なりの配達ルートを見つけていきたいですね。
また、出前館では定期的に注文者向けのキャンペーンを開催しているので、対象店舗のオーダー数が増えることも予想ができます。アプリやSNSをチェックして注文者のニーズを読み、対象店舗の場所を把握しておけば時間短縮を図ることができますよ。
配達する住所を見て、どのくらい遠いのか、近道や抜け道はあるのか、ということが分かるようになれば、稼ぎやすくなるでしょう。
【業務委託】出前館の配達員はどのくらい稼げるのか まとめ
出前館の業務委託配達員は、完全成果報酬で、働けば働くほど稼ぐことができます。
自己責任が大きい働き方にはなりますが、シフトがなく自由な働き方ができ、自分のペースで稼ぎたい分だけ稼ぐことができるので、副業にもピッタリです。
インセンティブの有無や配達件数などにもよりますが、頑張れば日給２万円超えも決して難しくはないでしょう。
配達のルートを覚える、ブースト時にまとめて複数件の配達を行うといった工夫をすることで、通常時よりもさらに稼ぐことが可能になってきます。
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