好きな時に、自由な服装で、自由な手段で仕事をすることができる、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー。
日本全国にサービスが展開されており、手軽に副収入を得たりすることができるため、人気のお仕事になりつつあります。新しい働き方を生み出してくれて感謝している方も多いのではないでしょうか。
ただ、自転車やバイクなどの車両をつかって配達をすることが多いため、もちろん事故を起こしてしまうこともあるかもしれません。そんな時に不安になるのが、「保険」や「労災」についてです。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが事故や怪我をしてしまったら
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの保険
- Uber Eats(ウーバーイーツ)補償の請求方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーになる時に知っておきたい、補償について詳しくご紹介いたします。
目次
- 1 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが事故や怪我をしてしまったら
- 2 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは個人事業主
- 3 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーには「保険」がある
- 4 傷害補償
- 5 対人・対物賠償責任
- 6 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーには車両保険はついていないので、自分で加入すること
- 7 Uber Eats(ウーバーイーツ)の保険が適用される「配達中」はどういう状況のことか
- 8 Uber Eats(ウーバーイーツ)補償の請求方法
- 9 もし、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが実際に事故を起こしてしまったら
- 10 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの保険や労災 まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが事故や怪我をしてしまったら
Uber Eats(ウーバーイーツ)で事故や怪我をしてしまったらどうなるのか、心配に思っている方も多いのではないでしょうか?
最近では、重大な自転車やバイクの事故も増えて来ているため、大きな怪我になってしまったりして働けなくなったら…、損害賠償が発生したら…と考えると、不安になる気持ちもよくわかります。
そもそもUber Eats(ウーバーイーツ)で働くということは、どのような状況で働くのかというところからご説明します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは個人事業主
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働くには、もちろんUber Eats(ウーバーイーツ)と契約をする必要がありますが、そこに雇用関係は発生していません。
あくまでも、Uber Eats(ウーバーイーツ)から委託を受けて働いている「業務委託」であり「個人事業主」という形で働いています。つまり、一般的な企業に所属していると、労災や保険などの保証を受けることが出来る場合が多いですが、そういった補償は基本的に受けることができないと考えたほうがよいでしょう。
その分、労働時間等の縛りがなかったりするので、自由に働くことができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの雇用形態について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーには「保険」がある
しかし、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして仕事をする場合に、「保険」の制度があります。
前述のとおり、基本的に企業に属しているわけではないので、労災や保険などのサポートは通常有りませんが、Uber Eats(ウーバーイーツ)側が独自で持っている制度で保証を受けることができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)が、三井住友海上火災保険株式会社と契約を結んでいるプログラムであり、以下の保険が付いてきます。
- 対人・対物賠償責任
- 傷害保障制度
これらの保険に加入するための事前申し込みや、保険料などの追加料金のお支払いは必要ありません。
どんなに注意をしていても、思わぬ事故に遭ってしまうことがあります。
予期せぬ費用の発生や、事故の怪我による収入を得る機会の損失から、配達パートナーを守る手助けをUber Eats(ウーバーイーツ)がしてくれる保証になりますので、安心して配達パートナーとしてお仕事をすることができます。
自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用するUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが、配達リクエストを受けた時点から配達が完了、またはキャンセルするまでの間に生じた事故に対して適用されます。
傷害補償
配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を補償します。
尚、補償額には上限があります。
- 医療見舞金:配達中に事故が発生した際、救急車、X線検査、手術、投薬等必要な医療費用を、25万円を上限として補償いたします。
- 死亡見舞金・葬式費用:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、相続人は1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 また、葬式費用も100万円を上限として支払われます。
- 後遺障害見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーに後遺障害が生じた場合、最大1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 金額は、後遺障害の症状により異なります。
- 1日あたりの入院に伴う見舞金:配達中の事故により、配達パートナーが怪我を負って入院し、その後当該怪我により働けなくなった場合、30日を上限として、1日あたり7500円の支払いを受け取れます。 ただし、医師による、医学的見地から就業が困難であることの証明を必要とします。
- 配偶者・被扶養者への見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、その配偶者や被扶養者(18才以下)は、1人あたり15万円の見舞金を受け取れます(最大3人まで)。
一例:
- 配達中に車とぶつかり、自身が怪我を負った場合
- 商品の受け取り時に誤って料理をこぼしてしまい、自身が火傷を負った場合
詳細は下記のリンクとFAQをご確認ください。傷害見舞金等支給規定 (2019.9.27)
対人・対物賠償責任
配達中の事故により、他人を死傷させたり、他人の物品を壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。
尚、補償額には1億円の上限があります。
配達の車両を125cc以下のバイクで登録している Uber Eats 配達パートナーに対しては、対物賠償責任の補償請求に際し最大5万円までの自己負担金が設定されています。
一例:
- 配達中に歩行者にぶつかって怪我を負わせた場合
- 商品の受け渡し時に誤って料理をこぼしてしまい、注文者に火傷を負わせた場合
- 配達中に注文者の自宅や第三者の車両に損害を与えた場合
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーには車両保険はついていないので、自分で加入すること
バイクや自転車、車などで配達していて、事故にあってしまった場合、自分に対してや、怪我を追わせてしまった場合の補償はあることは前述の通りご説明しました。
しかし、運んでいた車両が壊れてしまった場合や、傷がついてしまった場合の補償は有りません。
自動車損害賠償責任保険に取って代わるものではなく、また自動車損害賠償責任保険を代替するものでもありませんので、必要に応じて、自分で加入をする必要があります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の保険が適用される「配達中」はどういう状況のことか
Uber Eats(ウーバーイーツ)でお料理を配達している「配達中」というステータスの時に保険は適用になります。
具体的にご説明すると、自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用する Uber Eats 配達パートナーが、配達リクエストを受諾した時点から配達が完了、またはキャンセルされるまでの間に生じた事故に対して適用されます。
例えば、Uber Eats(ウーバーイーツ)にログインする前や、配達していた現場から帰宅している途中などの場合には、保険が適用されませんので注意が必要です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)補償の請求方法
配達中に事故に遭い、補償の対象だと思われる場合は、下記の方法より事故内容をUber Eats(ウーバーイーツ)のサポートセンターに連絡をする必要があります。
- Uber のアプリを通してメッセージで連絡
- 電話でサポートに連絡
また、傷害見舞金の請求に関する詳細は、こちらの内容を確認してください。
もし、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが実際に事故を起こしてしまったら
万が一、配達中に事故に遭った場合には、速やかにサポートセンタに連絡しましょう。事故の報告を受け次第、専任チームが対応してくれます。
以下のバナーからサポートセンターに連絡することができますので、もし何か合った際にはこちらから報告しましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの保険や労災 まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)で働く配達パートナーには以下の2つの補償がついています。
- 対人・対物賠償責任
- 傷害補償
保険に加入にするにあたって、費用が発生したり、手続きが必要ということはありませんので、安心して働くことができます。
ただ、車両の保険はついていないですし、もちろん配達をしていないタイミングでの事故に補償は適用されませんので、任意で保険に加入しておくことをオススメします。
また、配達パートナーとして働くには、もちろん事故というリスクがあること、しっかり交通ルールを守ることも頭に入れておきましょう。