2020年9月に、日本上陸するフードデリバリーサービスの「foodpanda(フードパンダ)」。
まだ、日本ではサービス展開したことが全くないサービスなので、馴染みが無い方の方が多いかと思います。
どんなサービスなのか…、なんか怪しい気がする…など、いろんな声が飛び交っていますが、foodpanda(フードパンダ)の仕組みについて詳しくご説明いたします。
目次
foodpanda(フードパンダ)とは
foodpanda(フードパンダ)とは、好きなところに好きなタイミングで、お料理を配達してくれる「フードデリバリーサービス」です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)や、DiDi Food(ディディフード)などと同じようなシステムで、アプリで注文したお料理を、foodpanda(フードパンダ)に登録しているお店で作り、提携している配達員(配達ライダー)に運んでもらうことで成り立つ出前システムです。
foodpanda(フードパンダ)は、Delivery Hero(デリバリーヒーロー)というドイツのベルリンに本社のある会社が運営しています。もともとは、シンガポールで運営していたサービスを買収したため、アジアのユーザーが非常に多いです。シンガポールでスタートしたためパンダのマークになっていますが、パンダが有名な中国ではサービス展開していません。
アジアと東ヨーロッパの13か国で利用することができ、アジアを中心に人気のサービスです。日本は14カ国目としてこの度、9月に上陸することになりました。
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foodpanda(フードパンダ)の仕組み
「foodpanda(フードパンダ)」は、シェアリングエコノミーをビジネスに生かしたサービスです。
シェアリングエコノミーとは、モノ・場所・スキルといった遊休資産を多くの人と共有・交換して利用する経済の形のことです。「シェアエコ」や「共有型経済」とも言われています。
いままでの出前サービスは、お店の人が料理を作ってから注文先まで届けにいかないといけないため、届くまでの時間やお店側の労力、配達用スタッフの賃金などのムダが多くありました。
それに対して、foodpanda(フードパンダ)の場合、お料理を作るレストランと、お料理を運ぶ配達員(配達ライダー)の間に雇用や直接のやり取りがありません。
「アプリでお料理を注文→レストランが料理を作る→近くにいる配達員が料理を運ぶ」という仕組みになっているため、スピーディでムダのない効率的な仕組みになっています。
foodpanda(フードパンダ)というプラットフォームを使って、地域でお料理の配達を提供するレストランと顧客を結び、オンラインでの注文、支払いを可能にする画期的なシステムです。
それぞれに手数料や、商品の代金、報酬などをうまく循環させることによって、誰も損をしない三方良しの仕組みとなっています。
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foodpanda(フードパンダ)のメリット
foodpanda(フードパンダ)のメリットは、注文者、飲食店、配達員のそれぞれにあります。詳しくご説明いたします。
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注文者のメリット
- 近くにいる配達員が自動でアサインされるのでスピーディに届く
- 他のフードデリバリーサービスに比べて営業時間が長い
- 丁寧な配達が特徴で、クレームが少ない
レストラン・飲食店のメリット
- 少ない投資で大きな売上のリターンを得ることができる
- 専用サポートが付いているので、初めてフードデリバリーをスタートするにもピッタリ
- タブレットが支給されるので準備するものが少ない
- 飲食店営業許可書があればOKで、出店のハードルが低い
配達ライダー・配達員のメリット
- 自分の好きなシフトで働くことができる
- 他のフードデリバリーサービスにはない、配達員のランクシステムがある
- サポートもしっかり付いているので安心して働くことができる
「foodpanda(フードパンダ)」の配達ライダーの登録方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
foodpanda(フードパンダ)が注文できるエリア
foodpanda(フードパンダ)は、以下の6都市で利用することができるようになります。他のフードデリバリーサービスに比べて上陸する規模感が大きいことがわかるかと思います。
- 札幌市(北海道)
- 横浜市(神奈川県)
- 名古屋市(愛知県)
- 神戸市(兵庫県)
- 広島市(広島県)
- 福岡市(福岡市)
foodpanda(フードパンダ)の最低注文金額
foodpanda(フードパンダ)では最低注文金額はありません!
コーラ1本からでも注文することができますので、手軽に利用することができます。
foodpanda(フードパンダ)を注文できる営業時間
foodpanda(フードパンダ)が注文出来る時間は、朝8時~深夜24時までと、他のフードデリバリーサービスと比較して非常に早い時間から営業しています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)などの他のフードデリバリーサービスは朝9時スタートというところが多いですが、朝ごはんの時間から営業しているサービスは珍しいかもしれませんね。
海外では、24時間利用できるエリアもあるようなので、こらから利用できる時間も増えるかもしれません。
foodpanda(フードパンダ)の仕組み・まとめ
「foodpanda(フードパンダ)」は、シェアリングエコノミーをビジネスに生かしたサービスです。
いままでの出前サービスは、お店の人が料理を作ってから注文先まで届けにいかないといけないため、届くまでの時間やお店側の労力、配達用スタッフの賃金などのムダが多くありましたが、「アプリでお料理を注文→レストランが料理を作る→近くにいる配達員が料理を運ぶ」という仕組みになっているため、スピーディでムダのない効率的な仕組みです。
注文者、配達員、レストランのそれぞれにメリットのある三方良しのシステムとなっています!
これから日本でも利用者が増えていくサービスになることが予想されますので、是非一度試してみてはいかがでしょうか?