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Uber Eats(ウーバーイーツ)が処方薬を最短30分で配達するサービスを開始!

2024年3月28日(木)より、Uber Eats(ウーバーイーツ)で処方薬の即時配達サービス「Uber Direct」がスタートしました。

  • Uber Direct(ウーバーダイレクト)とは?
  • Uber Direct(ウーバーダイレクト)による処方薬配達概要
  • 処方薬注文・配達の時に注意することは?

など、出前館の医薬品配達について詳しく解説していきたいと思います。

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Uber Direct(ウーバーダイレクト)とは?

Uber Direct(ウーバーダイレクト)とは、Uber Eats(ウーバーイーツ)との加盟店契約をすることなく、お店が必要な時にだけUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーを借り、配達の部分だけを依頼できるというものです。

今までであれば、出店したい飲食店は、Uber Eats(ウーバーイーツ)と加盟店契約をしないといけませんでしたが、登録料や手数料などがかかるため諦めていたお店が多かったのも事実です。

しかし、このUber Darect(ウーバーダイレクト)の導入により、配達にかかった配達料のみ支払えばよいため、今まで手数料などで加盟店契約を諦めていたお店でも配達依頼ををしやすくなりました!

利用シーン
  • 注文は今まで通りのオペレーションで配達だけ任せたい
  • ゆくゆくはUber Eats(ウーバーイーツ)に出店したいけど試しに使ってみたい
  • 忙しい時間帯だけ配達員を増やして利用したい

お料理だけでなく、書類や小包なども配達可能なため、あらゆるジャンルのお店が利用することができるため、配達の依頼の幅も広がります。
このUber Directの仕組みを利用して処方薬も配達されます。

Uber Direct(ウーバーダイレクト)による処方薬配達概要

処方薬の配達概要について、以下に記載します。
注文したい・配達するかもしれないという方はしっかりチェックしておきましょう!

サービス概要

以下の4社の導入企業が提供するプラットフォームを通じて販売された処方箋薬を、Uber Eats の配達パートナーが服薬指導・薬の手配完了後最短 30 分で指定の場所へお届けする。

配達品目の制限

  • Uber Direct を使用して Uber Eats Japan の指定する規制品目の配達を注文することは禁止
  • 特に、以下に該当する処方箋薬は、Uber Direct の配達は利用できない
  1. 品質の保持(温度管理を含みます。)に特別の注意を要する薬剤
  2. 早急に授与する必要のある薬剤
  3. 麻薬や覚醒剤原料
  4. 放射性医薬品、毒薬等、流通上厳格な管理を要する薬剤等
  5. 一つの配達注文で患者への請求金額が20万円を超える薬剤

梱包

  • 個人情報保護のため、処方箋の内容(個人情報や薬品の詳細) が配達パートナーには確認ができない梱包で実施
  • 配達元となる医療機関・薬局店舗の名称・住所等が判別できるラベルを梱包の外に添付
  • 医薬品の購入者宛の案内は、商品の梱包内に同封

配達手段

  • OTC 医薬品を含む医薬品の玄関先への置き配達は禁止。購入者が届け先に不在の場合は、商品を医療機関・薬局店舗に返却。
  • 処方箋薬の配達においては、配達証明として受取人による「署名」が必須

導入企業とプラットフォーム

  • 株式会社アイメッド( 2024 年春よりUber Directでの提供開始): オンライン診療サービス「med. powered by Rakuten」
  • 株式会社大賀薬局:大賀薬局
  • おかぴファーマシーシステム株式会社:処方箋薬宅配サービス 「とどくすり」
  • 株式会社メドレー( 2024 年 4 月上旬開始):患者向け総合医療アプリ「CLINICS (クリニクス)」、調剤薬局向けかかりつけ薬局支援システム「Pharms(ファームス)」

展開エリアと医療機関・薬局店舗数

2024 年内に日本全都道府県で、数千店舗の薬局で利用可能(サービス開始当初は、東京都と福岡市の対象店舗で利用可能)

処方薬の注文・配達で注意すべきポイント

処方薬の注文・配達は通常の食品の配達とは少し異なりますので、注意するポイントがあります。

医薬品配達のポイント
  • 置配ができず「署名」が必要
  • 商品情報を見ることができない
  • 配達はアクティブな配達パートナーが行う
  • 注文できない処方薬もある

上記の4点が大きなポイントとなりますので、以下に詳しく解説していきたいと思います。

置き配ができず「署名」が必要

Uber Eats(ウーバーイーツ)で処方薬を注文し受け取る際には、必ず「署名」が必要です。
そのため、必ず配達パートナーと注文者が対面する必要があります。

普段Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用する時に置き配を利用している場合、処方薬での配達では利用できないので必ず受け取れるように待機しておきましょう。

もし注文者が不在の場合、配達パートナーは商品を医療機関・薬局店舗に返却しなければなりません。

商品情報を見ることができない

個人情報保護のため、処方箋の内容(個人情報や薬品の詳細) が配達パートナーには確認ができないように梱包された状態で配達します。

配達元となる医療機関・薬局店舗の名称・住所等が判別できるラベルを梱包の外に添付されていますので、配達間違いがないよう焦らず確認しましょう。

配達はアクティブな配達パートナーが行う

処方薬の配達は「アクティブな配達パートナーが行う」とUber Eats(ウーバーイーツ)では説明されています。
この「アクティブな配達パートナー」とは、過去1か月間に配達を行った配達パートナーのことを指すため、しばらく配達パートナーとして稼働していなかったという場合は注文を受けることができないかもしれません。

注文できない処方薬もある

温度管理が必要等の品質保持に注意しなければならない薬や、麻酔、放射性医薬品、請求金額が20万円以上の薬剤などはUber Eats(ウーバーイーツ)では注文することができません。
このような薬剤が必要な場合は注意しましょう。

まとめ

2024年3月28日(木)より、Uber Eats(ウーバーイーツ)で処方薬の即時配達サービス「Uber Direct」がスタートしました。

デリバリーできる薬剤は限られていますが、外に出ることができない場合等は便利なサービスになりそうです。

処方薬の注文を行う際には、食品や雑貨の配達で利用できる「置き配」を利用することができないため、注文者・配達パートナーともに注意するようにしましょう。

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