フードデリバリーサービスに出店してみたいけれど、どこに登録したらいいのかわからない、違いが判らない……そんなお悩みはありませんか?
- WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)の基本情報
- WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)の出店時の手数料の比較
- WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)、それぞれのメリット
今回は、WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)に出店する際にどのような違いがあるのか比較していきます。
目次
Woltの基本情報
Wolt(ウォルト)は2014年にフィンランド・ヘルシンキで創業したデリバリーサービスです。
「グルメとの出会いを、信じられないほど簡単に」というコンセプトを掲げ、2014年にミキ・クーシ氏によって設立され、世界23ヵ国200エリア以上で展開されています。
日本では2020年3月、 広島を皮切りにサービス提供を開始し、 現在29都道府県*に展開しています。 (*2023年12月現在)
「おもてなしの顧客体験」を軸に、業界最高水準の配達効率性や、サポートチームによる迅速なチャットサポートと温かみのあるおもてなし、地元で愛される名店の多さを重視し、さらに適性テストに合格した質の高い配達パートナーが安心できるサービスを提供しています。
幸せの国・フィンランドからやってきたデリバリーというだけあって、とても「人間と人間をつないでいる」という感覚のある、温かみのあるおもてなしの精神のあるサービスで日本でもとても人気を博しています。
運営会社:Wolt Japan株式会社
設立:2019年10月15日
資本金:300万円
加盟店数:2万店舗以上
Uber Eats(ウーバーイーツ)の基本情報
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、アメリカ合衆国の企業である「ウーバー・テクノロジーズ」が運営しているUber(ウーバー)という配車サービスから派生したサービスで、2014年よりアメリカでリリ-スされ、2016年9月29日より日本でもサービスが開始されました。
Uber Eats (ウーバーイーツ)のシステムは、注文者の居場所を探知して、現時点で営業している飲食店(レストランパートナー)を表示し、その中から注文した商品を、専任の配達員(配達パートナー)が配達してくれるという仕組みになっています。
配達パートナーはUber Eats(ウーバーイーツ)と雇用契約を結んでおらず、個人事業主として働くことになります。
レストランパートナーとしてUber Eats(ウーバーイーツ)に登録すれば、飲食店は新たに配達員を自分で雇う必要がなく、自由に働きたい配達パートナーが、料理を注文した注文者のもとまで商品を届けてくれるので、それぞれにメリットがあります。
注文者、配達パートナー、レストランパートナーがそれぞれ評価しあうことでよりよいサービスを提供することを可能にしているのがUber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
最近では飲食店のほかにも、ドラッグストアやコンビニ、コストコ等も参入しているため、料理以外にも様々なものを注文できるのも特徴の一つです。
運営会社:Uber Japan株式会社
設立:2012年1月
資本金:非公開
加盟店数:18万店舗以上
WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)の出店費用の比較
次に、woltとUber Eats(ウーバーイーツ)で出店する際にかかる費用を比較していきましょう!
出店費用 | Wolt | Uber Eats(ウーバーイーツ) |
登録費用 | 0円(期間限定) | 0円(期間限定) |
タブレット代 | 機器購入(SIM付き):47,000円 + 通信費250円+税 / 週 機器購入(SIMなし/Wi-Fiモデル):33,000円 | 機器レンタル:22,500円/15週間 (1週間1,500円)+通信費 |
写真撮影代 | 0円(期間限定) | 13,000円 |
固定費用 | 0円 | 0円 |
登録費用はWolt・Uber Eats(ウーバーイーツ)ともに期間限定で0円となっています。
他にも、固定費用はかからないところも共通しています。
大きく異なるのはタブレット代で、WoltはSIM付き、またはSIMなしのWi-Fiモデルのタブレットを一括購入する必要があります。
一方Uber Eats(ウーバーイーツ)はレンタル形式となっており、通信費がかかります。
タブレットはどちらのデリバリーサービスでも購入・レンタルができるので、所持していなくても問題なく加盟店登録はできますが、長く続けていくことを考えると割高になってしまうので自身で用意することをおすすめします。
WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)の手数料の比較
フードデリバリーサービスでは、売り上げに連動して手数料をとる仕組みを採用しているところが多いです。
手数料は、デリバリーやテイクアウトでも変わり、それぞれ異なる設定をしているので、しっかりと確認しておきましょう!
手数料 | Wolt | Uber Eats(ウーバーイーツ) |
デリバリー | 売上(税込)×30%+消費税 | 売上(税込)×35%+消費税 |
テイクアウト | 売上(税込)×20%+消費税 | 売上(税込)×12%+消費税 |
クレジット | なし | なし |
Woltは、フードデリバリーサービスの中でもデリバリー手数料が低めに設定されています。
一方Uber Eats(ウーバーイーツ)では、デリバリー手数料は35%とWoltよりも5%高い設定ですが、テイクアウト手数料はWoltよりも8%も安く設定されています。
また、これらの手数料の割合は一定で売り上げ料金によって変動することはなく、クレジットカード等の決済手数料は、Wolt・Uber Eats(ウーバーイーツ)のどちらも発生しません。
テイクアウトをあまり考えていないなら手数料の少ないWoltを、デリバリー・テイクアウトどちらも運用していきたいと考えているのであればUber Eats(ウーバーイーツ)がおすすめです。
もちろん、これらの手数料は売り上げがない時には発生しません。
WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)のそれぞれのメリット
基本情報や出店時の手数料についてみてきましたが、そのほかにもWoltとUber Eats(ウーバーイーツ)にはそれぞれの良さやメリットがあります。
初期費用だけを見て判断するのではなく、出店時の様々なメリットに目を向けてどこに出店するのか決めましょう!
Woltに出店するメリット
- 解約金・違約金なし
- 月額固定費がかからない
- 決済手数料を負担してもらえる
- 営業時間は自由に設定できる
- デリバリー手数料が他サービスと比較して低い
対応可能エリアはまだ日本全国ではなく、Uber Eats(ウーバーイーツ)よりも加盟店数は少ないですが、その分埋もれてしまわず新規で見つけてもらえて認知度が上がる可能性も高いです。
解約金・違約金はかからず、忙しい時は注文受付を止めることもできるので、少しでも興味がある場合まずはお試しで登録してみてはいかがでしょうか。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するメリット
- 国内最大手のデリバリーサービス
- 47都道府県で利用可能
- 解約金・違約金なし
- 月額固定費がかからない
- 決済手数料を負担してもらえる
- 世界各国で利用されているためインバウンド需要にも対応
- 営業時間は自由に設定できる
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、国内最大手のデリバリーサービスのため、知名度も高く利用可能エリアも広いです。
そのため、他のデリバリーサービスでは対応していないエリアだとしても、Uber Eats(ウーバーイーツ)では対応していた、ということもあるでしょう。
また、日本だけでなく、世界各国でも利用されているため、インバウンド需要にも対応できるのが強みです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)もWolt同様、解約金や違約金はかからないので、売り上げを増やしたい、認知度を高めたいと考えている方は出店してみてはいかがでしょうか。
まとめ
WoltとUber Eats(ウーバーイーツ)のレストラン出店について比較してきましたがいかがでしょうか。
- Wolt:登録費用0円、デリバリー手数料・売上(税込)×30%+消費税、テイクアウト手数料・売上(税込)×20%+消費税
- Uber Eats(ウーバーイーツ):登録費用0円、デリバリー手数料・売上(税込)×35%+消費税テイクアウト手数料・売上(税込)×12%+消費税
どちらも月額の固定費用はかからず、期間限定で登録費用も0円ですが、デリバリー手数料やテイクアウト手数料には差がありました。
他にも、様々なメリット・デメリットを考慮して、自分に合ったデリバリーサービスを選んで登録してみましょう!
期間限定で、初期投資・固定費をかけずにデリバリーを導入することができるチャンス!Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーに登録して売上アップを目指しませんか?
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