フードデリバリーサービスのUber Eats(ウーバーイーツ)が、配達パートナー向けの傷害保険における補償対象を2022年2月から拡大しました。
- 配達パートナー向けの傷害保険における補償対象の拡大の詳細
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの保険
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの補償の請求方法
今回の傷害保険における補償対象の拡大の詳細や、Uber Eats(ウーバーイーツ)の保険について説明していきます。
目次
Uber Eats(ウーバーイーツ)が配達パートナー向けの傷害保険における補償対象を拡大
Uber Eats(ウーバーイーツ)の補償には、対人・対物賠償責任と傷害補償が存在します。
今回各k題したのは傷害補償の補償対象です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達中の交通事故をはじめとする事故により配達パートナーが障害を負った場合に、医療費や見舞金を補償することができます。
- 配達中(配達リクエストを受けた時点~配達完了、またはキャンセルするまでの間)
- 配達を終えてから15分以内に生じた事故
ただし、配達時間外の事故や、ご自身の財物への補償は付帯されていないので、自身で加入することをおすすめします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーが加入できる保険
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、基本的に企業に属しているわけではないので労災や保険などのサポートは通常有りませんが、Uber Eats(ウーバーイーツ)側が独自で持っている制度で保証を受けることができます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)が、三井住友海上火災保険株式会社と契約を結んでいるプログラムであり、以下の保険が付いてきます。
- 対人・対物賠償責任
- 傷害保障制度
これらの保険に加入するための事前申し込みや、保険料などの追加料金のお支払いは必要ありません。
どんなに注意をしていても、思わぬ事故に遭ってしまうことがあります。
予期せぬ費用の発生や、事故の怪我による収入を得る機会の損失から、配達パートナーを守る手助けをUber Eats(ウーバーイーツ)がしてくれる保証になりますので、安心して配達パートナーとしてお仕事をすることができます。
自転車・原付バイク・バイク・軽自動車を利用するUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが、配達リクエストを受けた時点から配達が完了、またはキャンセルするまでの間に生じた事故に対して適用されます。
ただし、車両保険はついていないので自分で加入する必要があります。
傷害補償
配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を補償します。
尚、補償額には上限があります。
- 医療見舞金:配達中に事故が発生した際、救急車、X線検査、手術、投薬等必要な医療費用を、25万円を上限として補償いたします。
- 死亡見舞金・葬式費用:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、相続人は1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 また、葬式費用も100万円を上限として支払われます。
- 後遺障害見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーに後遺障害が生じた場合、最大1000万円の一時金を受け取ることが出来ます。 金額は、後遺障害の症状により異なります。
- 1日あたりの入院に伴う見舞金:配達中の事故により、配達パートナーが怪我を負って入院し、その後当該怪我により働けなくなった場合、30日を上限として、1日あたり7500円の支払いを受け取れます。 ただし、医師による、医学的見地から就業が困難であることの証明を必要とします。
- 配偶者・被扶養者への見舞金:配達中の事故により、不幸にも配達パートナーが死亡した場合、その配偶者や被扶養者(18才以下)は、1人あたり15万円の見舞金を受け取れます(最大3人まで)。
一例:
- 配達中に車とぶつかり、自身が怪我を負った場合
- 商品の受け取り時に誤って料理をこぼしてしまい、自身が火傷を負った場合
詳細は下記のリンクとFAQをご確認ください。傷害見舞金等支給規定 (2019.9.27)
対人・対物賠償責任
配達中の事故により、他人を死傷させたり、他人の物品を壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。
尚、補償額には1億円の上限があります。
配達の車両を125cc以下のバイクで登録している Uber Eats 配達パートナーに対しては、対物賠償責任の補償請求に際し最大5万円までの自己負担金が設定されています。
一例:
- 配達中に歩行者にぶつかって怪我を負わせた場合
- 商品の受け渡し時に誤って料理をこぼしてしまい、注文者に火傷を負わせた場合
- 配達中に注文者の自宅や第三者の車両に損害を与えた場合
Uber Eats(ウーバーイーツ)で補償を請求する方法
配達中に事故に遭い、補償の対象だと思われる場合は、下記の方法より事故内容をUber Eats(ウーバーイーツ)のサポートセンターに連絡をする必要があります。
- Uber のアプリを通してメッセージで連絡
- 電話でサポートに連絡
また、傷害見舞金の請求に関する詳細は、こちらの内容を確認してください。
【2022年2月~】Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー向けの傷害保険における補償対象を拡大 まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、対人・対物賠償責任と傷害保障制度を受けることができます。
2022年2月から、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー向けの傷害保険における補償対象が拡大されました。
補償対象は以下の通りです。
- 配達中(配達リクエストを受けた時点~配達完了、またはキャンセルするまでの間)
- 配達を終えてから15分以内に生じた事故
ただし、Uber Eats(ウーバーイーツ)には車両保険はついていないので、運んでいた車両が壊れてしまったり、傷がついてしまったときの補償はありません。必要に応じて、自身で加入することをおすすめします。