Uber Eats(ウーバーイーツ) で、配達パートナーをこれからやってみたい!と思っている方も増えてきているようです。配達パートナーといえば、大きなリュックを背負って自転車にまたがっている人を想像する人も多いのではないでしょうか?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に利用できる車両
- Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達車両を申請する方法
- Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に登録車両以外を使用した時のペナルティ
配達パートナーが使う事が出来る車両は、自転車だけではないことをご存知ですか?
今回は、Uber Eats(ウーバーイーツ) で、配達パートナーが使用することが許可されている車両についてご紹介いたします。
目次 [開く]
Uber Eats(ウーバーイーツ)で使用が許可されている車両の種類
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーが配達に使用することができる車両は全部で「4種類」あります。
- 自転車
- 原付バイク
- 軽貨物車両(事業車両のみ)
- 120cc 超バイク(事業車両のみ)
配達に使用する車両は、Uber Eats(ウーバーイーツ)に登録さえしておけば、レンタルしたものでも問題ありません。
車両の種類によって、条件が指定されているので、事前に確認してから配達に使用する車両を決めましょう。
それぞれの車両の条件などについて説明していきます!
自転車
自身で持っている自転車、またはレンタルの自転車を利用することができます。
- 小回りがきくため配達しやすい
- ガソリン代や維持費がかからない
- 駐車場所にこまらない
- 渋滞に巻き込まれない
- 運動になる
最近では、街中でレンタサイクルのポートなども多くみかけますね。
レンタルは電動アシスト付きのものも多く、盗まれにくいというメリットもあるので、家の近くより稼げるエリアに行きたい場合などはレンタルの方が良いでしょう。
ただし、自転車での配達は他の車両を使用するより体力を使うことや、長距離の配達には不向きなので気をつけましょう!
自転車では、30kgを超える重量の荷物を配達することはできません。(なお、レストランパートナー側では、配達パートナー1名あたりの荷物の重量が8kgを超えないよう手配することになっています。)
配達する荷物が、荷台の前後から30cm、左右から15cmを超えてはみ出てはいけません。
原付バイク(原動機付自転車)
125cc以下の原動機付自転車を利用することができます。自家用の車両、またはレンタルの車両を利用が可能です。
- 疲れにくい
- 長距離配達ができる
体力的に疲れにくいという大きなメリットがありますが、その分メンテナンスやガソリン代などの費用がかかってしまうため、極力維持費をかけたくないという場合は自転車が良いかもしれませんね。また、駐車場所も限られるため注意しましょう!
原付バイクでは、30kgを超える重量の荷物を配達することはできません。(なお、レストランパートナー側では、配達パートナー1名あたりの荷物の重量が8kgを超えないよう手配することになっています。)
配達する荷物が、荷台の前後から30cm、左右から15cmを超えてはみ出てはいけません。
120cc 超バイク(事業車両のみ)
車両は事業用登録がされている必要があります。緑色の自動車登録番号表(ナンバープレート)がついているもののみ利用することが出来ます。
- 疲れにくい
- 長距離配達ができる
自家用車「白色の自動社登録番号標(ナンバープレート)のついた車両」は利用することが出来ません。
二輪の免許が必要ですが、長距離の配達であれば原付よりもスピードが出るため効率よく稼ぐことができそうです。ただしこちらも駐車場所が限られることや、維持費やガソリン代がかかってしまうので気をつけましょう。
配達する荷物が、荷台の前後から30cm、左右から15cmを超えてはみ出てはいけません。
軽貨物車両(事業車両のみ)
車両は事業用登録がされている必要があります。黒色の自動車登録番号表(ナンバープレート)がついているもののみ利用することが出来ます。
- 天候の影響を受けにくい
- 体力面を気にしなくていい
- 商品を配達しやすい
- カーナビを使用することができる
自家用車「白色の自動社登録番号標(ナンバープレート)のついた車両」は利用することが出来ません。
事業用登録には、管轄している運輸支局ならびに軽自動車検査協会に届け出を提出する必要があるので、他の車両より少し手間がかかってしまうというデメリットもあります。
また、小回りがききにくいので配達効率が下がる可能性があること、駐車禁止違反のリスクや維持費などの負担がかかることも頭に入れておきましょう。
2022年10月~、貨物軽自動車運送事業法の内容が変更となり規制が緩和されました!これにより、フードデリバリーサービスの配達時に、新たに車両を購入したり改造することなく、正しく申請すれば家庭用の軽乗用車でも配達が可能となりました。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の一部エリアでは車両を使用しない「徒歩配達」が可能に
2021年6月22日より、Uber Eats(ウーバーイーツ)では「近距離の徒歩配達」の試験運用が開始されました。
現在は東京都23区+21都市に拡大され、これから全体的に徒歩配達が可能になる可能性もあります。
- 23区(東京都)
- 仙台市(宮城県)
- 宇都宮市(栃木県)
- 横浜市(神奈川県)
- 静岡市(静岡県)
- 名古屋市(愛知県)
- 四日市市(三重県)
- 京都市(京都府)
- 大阪市(大阪府)
- 神戸市(兵庫県)
- 奈良市(奈良県)
- 岡山市(岡山県)
- 広島市(広島県)
- 高松市(香川県)
- 松山市(愛媛県)
- 高知市(高知県)
- 北九州市(福岡県)
- 福岡市(福岡県)
- 佐世保市(長崎県)
- 熊本市(熊本県)
- 宮崎市(宮崎県)
- 鹿児島市(鹿児島県)
すでに配達パートナーとして登録している人も徒歩配達に切り替えることができるので、気分転換がしたい、配達のルートの自由度が高くて困っている人は試してみるのもおすすめです。
徒歩配達については、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
「電動スクーター」や「フル電動自転車」は原動機付自転車と同様の扱い
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達をする場合に、「電動スクーター」や「フル電動自転車」を利用したいという方もいらっしゃるかもしれません。
「電動スクーター」や「フル電動自転車」は道路交通法上、自転車ではなく原動機付自転車と同様の扱いとなっています。
「自転車」で配達をするという形で、登録した方がこのような車種で配達をされた場合も、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働く事ができなくなり、利用停止されるので、くれぐれも注意しましょう!
Uber Eats(ウーバーイーツ)では「電動キックボード」での配達もできない
また、最近流行りの「電動キックボード」での配達についても、複雑な規制状況を踏まえて禁止されています。
配達パートナーや、周囲の歩行者等の安全を考慮した結果、禁止になっているようです。
「電動キックボード」での配達が確認された場合には、配達パートナーとしての Uber Eats プラットフォームの利用が停止されますのでご注意ください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達する車両が決まったら
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達をするためには、どの車両で配達をするのかを1つ選択し、自身のアカウントに登録する必要があります。
Uber(ウーバー)の登録サイトにて、使用したい車両を選択しましょう。
注意点としては、複数の車両を登録することは出来ません。
登録後に車両を変更することは可能ですが、1つのアカウントに登録出来る車両は1つ、という事を覚えておきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の車両登録に必要な書類
Uber Eats(ウーバーイーツ)の車両登録の際には、以下の書類が必要ですのでそろえておきましょう。
- 身分証明書
- プロフィール写真
- パスポート(ビザ)または在留カード(外国籍の方)
- 運転免許証
- 自賠責保険証書
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
- パスポート(ビザ)または在留カード(外国籍の方)
- 運転免許証
- 自動車検査証(車検証)または軽自動車届出済証
- 自動車損害賠償責任保険の証明書
- 任意保険または共済保険の証明書
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
- パスポート(ビザ)または在留カード(外国籍の方)
- 運転免許証
- 自動車検査証(車検証)または軽自動車届出済証
- 自動車損害賠償責任保険の証明書
- 任意保険または共済保険の証明書
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
- パスポート(ビザ)または在留カード(外国籍の方)
登録する時に「この書類がない!」と慌ててしまわないよう、事前に用意しておくことをお勧めします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で車両の選択を間違って申請した場合
Uber(ウーバー)登録サイトで、配達したい車両の選択を誤ってしまった場合は、サポートに連絡して正しい情報に修正する必要があります。
登録車両の変更およびアカウントの有効化には、現在混みあっているため、すぐに稼働したい!という場合はすぐさまサポートに連絡をとりましょう。
誤った情報のまま配達を行ってしまうと、保険適用がされなかったり、サポートが受けられないなどデメリットだらけですので、絶対にやめましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で登録した配達車両を変更する方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーアカウント登録時に、登録した車両を変更したい場合は、パートナーサポートセンターに出向く必要があり、Webやアプリ上では変更が出来ませんでしたが。
ですが、現在ではアプリ上から書類の再アップロードを行えば変更手続きが可能になっています。
以下のステップを踏んで変更手続きを行ってみましょう!
- マイページから「配達モードを変更したい」をタップ
- 変更したい車両にチェックを入れる
- 必要に応じて、メーカーや年式、ナンバーを入力
- 「送信」をタップ
- 配達員専用のアプリの三本線をタップ
- 「ヘルプ」をタップしてメッセージを確認
- アプリでサポートからの注意事項を確認
- アプリの三本線をタップ
- 「アカウント」>「書類」をタップ
- 必要書類をアップロードして「承認待ち」になっていることを確認
- 数日経って配達できるようになっていれば完了!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働いていて車両の変更があった場合は、必ず忘れずに申請をしましょう!
Uber Eats(ウーバーイーツ)で車両変更する時の注意点
Uber Eats(ウーバーイーツ)の車両変更は、現在では、アプリ上からの変更が可能になっていますが、変更する時にはいくつか注意したい大事なポイントがありますので、手続き前にしっかりと確認しておきましょう!
- 書類をアップロードし承認されるまでに2~3日程度かかる
- 承認されるまでの間は配達ができない
- 変更した車両によって新しいインセンティブに切り替わる
- インセンティブ対象者となるまで3日ほどかかってしまう
明日は大雨になりそうだから、自転車から軽貨物へ車両変更しよう!と思っても、書類をアップロードしてから、反映に数日から1週間程度の時間がかかってしまいます。
その間は配達パートナーとして働くことができなくなるため、ガッツリ稼ぎたいという時の急ぎの車両変更は避け、1週間程度稼働しないというタイミングでの変更がオススメです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で登録車両以外を使って配達した時に受けるペナルティ
Uber Eats(ウーバーイーツ)で登録しておいた配達車両以外で配達を行ってしまった場合、サポートの対象外になってしまいます。
事故やトラブルに巻き込まれてしまったとしても、配達パートナーのサポートを適用してもらう事ができなくなってしまいます。
また、レストランパートナーや配達パートナーからの通報によって配達パートナーのアカウント自体が停止になる可能性もあるので、絶対に登録車両以外の車両で配達するのはやめましょう!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に使える車両まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に使える車両は以下の4つです。
- 自転車
- 原付バイク
- 軽貨物車両(事業車両のみ)
- 120cc 超バイク(事業車両のみ)
Uber Eats(ウーバーイーツ)に登録できる車両は配達パートナーにつき1つのみです。
自分の配達スタイルに合った車両を選ぶようにしましょう。
最近では徒歩配達ができるエリアも拡大しましたので、自分の配達スタイルに合ったものを登録しましょう!
注意として、Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーが登録した車両以外での車両を使用して配達することは禁止されています。
登録した車両以外での配達が発覚すると、最悪の場合配達パートナーのアカウント停止のペナルティを受けることになるので、車両の変更があった場合は必ず申請してください。
一度、登録をした車両を変更するためには、書類の再アップロードの必要があり、稼働できるまでに数日~1週間程度時間がかかってしまうので、しっかり確認をしてから登録を進める事をおすすめします!