副業としても人気なUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー。
収入を得ている人は原則確定申告をしなければなりませんが、やり方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
- Uber Eats(ウーバーイーツ)でいくら稼いだら確定申告が必要?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)で経費になるもの
- Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をするのにおすすめの会計ソフト
今回は、確定申告のやり方やどうして確定申告が必要なのかを説明します。
配達パートナーとして働いている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー収入は原則確定申告が必要
- 2 Uber Eats(ウーバーイーツ)でいくら稼いだら確定申告が必要?
- 3 社会人が副業として働いている場合:20万円以上の所得で確定申告
- 4 Uber Eats(ウーバーイーツ)のみで生計を立てている場合:利益が38万円を超えたら確定申告
- 5 Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは学生でも確定申告が必要?
- 6 Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をする場合は2月16日から3月15日まで
- 7 Uber Eats(ウーバーイーツ)で経費になるもの・ならないもの
- 8 Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入を確定申告する際の注意点
- 9 必要経費の計上には領収書が必要
- 10 他の所得も合算する
- 11 控除漏れがないようにする
- 12 Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をするなら会計ソフトがオススメ
- 13 弥生会計 クラウド確定申告
- 14 マネーフォワード クラウド確定申告
- 15 会計ソフト「会計王」
- 16 Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の確定申告の方法と注意点 まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー収入は原則確定申告が必要
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、「個人事業主」という働き方です。
正社員やアルバイトと違い、会社と雇用契約を結んでいないため、配達をして稼いだお金は「給与」ではなく「報酬」として支払われます。
会社と雇用関係にある場合、会社が税金を従業員の給与から天引きして納税を行う必要がありますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)のように雇用契約がない場合(業務委託の場合)は、会社が納税を行わないため自分で納税をする必要があります。
納税額を決めるためには、所得がどのくらいあるのかを確定申告しなければなりません。
確定申告は法律によって定められているだけではなく、確定申告をしていないことが税務署にばれた場合追徴課税という「本来納めるべき税金に追加の税金が課せられるペナルティ」が発生します。
たとえ少額であっても、税務署から指導を受ける可能性が非常に高いので、確定申告の必要がある人は必ずしておきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)でいくら稼いだら確定申告が必要?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、副業として働いている人や、学生、配達パートナー一本で生計を立てている人など、様々なケースがあります。
以下に当てはまる場合、確定申告が必要となります。
- 社会人が副業として働いている場合
- Uber Eats(ウーバーイーツ)のみで生計を立てている場合
それぞれ「いくら稼いだら確定申告が必要になるのか」が変わりますので、一つずつ解説していきます。
社会人が副業として働いている場合:20万円以上の所得で確定申告
正社員として働いており、Uber Eats(ウーバーイーツ)は副業として働いている、という場合は、副業での所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。
この「副業」は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして稼いだ金額だけでなく、他にも副業をしている場合それもあわせて20万円を超えると確定申告が必要です。
複数のフードデリバリーサービスで収入を得ている場合などは気をつけましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のみで生計を立てている場合:利益が38万円を超えたら確定申告
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの仕事一本で生計を立てている場合、38万円を超えると確定申告が必要となります。
基礎控除が38万円に設定されているため、もし所得が38万円以下の場合は、課税対象額がゼロとなり納税の必要がなくなり、確定申告をしなくてもよくなります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは学生でも確定申告が必要?
学生がUber Eats(ウーバーイーツ)で収入を得ている、というケースもあると思います。
その場合、所得が38万円を超えてしまうと、親の扶養から外れてしまいますので、扶養内で生活している学生は超えないように注意しましょう。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーと他のアルバイトを掛け持ちしている場合は、少し複雑になります。
他にアルバイトをしている場合、アルバイトの所得は「給与所得」、Uber Eats(ウーバーイーツ)で得た報酬は「雑所得」となり、所得の種類が異なります。
給与所得には、所得から65万円分を控除できる給与所得控除があり、アルバイトで得た給与所得の「65万円を超えた部分」とUber Eats(ウーバーイーツ)で得た「雑所得」の合計が38万円以上となるときに確定申告が必要となります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をする場合は2月16日から3月15日まで
確定申告の期間は毎年2月16日~2月15日までとなっています。
確定申告が必要な場合は、この期間中に管轄の税務署で確定申告の申告書を提出しましょう。
最近では、e-taxというオンラインで確定申告ができる制度も利用できるようになったので、窓口に行く時間がない、面倒、という方は利用してみることをおすすめします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で経費になるもの・ならないもの
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働いた際にかかった以下の費用は経費として計上可能です。
- 自転車・バイク代
- 自転車・バイクの修理代
- 携帯電話の購入代・通信費
- 勤務場所への移動分の交通費
- 駐輪場代
- 自転車保険代
ただし、自転車や携帯電話などを私用でも使っている場合は、全額を経費にすることはできません。
また、購入費用が10万円を超える場合、全額を計上することはできず、減価償却をしなければなりません。
Uber Eats(ウーバーイーツ)には制服がないので、衣服代は基本的に経費として計上することができないこと、交通違反をした際の罰則金は必要経費にならないこともあわせて把握しておきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の収入を確定申告する際の注意点
Uber Eats(ウーバーイーツ)の確定申告をする時は以下の点にも注意しましょう。
- 必要経費の計上には領収書が必要
- 他の所得も合算する
- 控除漏れがないようにする
必要経費の計上には領収書が必要
領収書は税務署に提出する必要はありませんが、税務署から紹介を求められたときには提示する必要があります。
必要経費に計上する場合、領収書をきちんと残しておきましょう。
ただし、領収書が発行されない交通費や、領収書を紛失したなどの場合は、帳簿に記録がわかるように記録しておけば問題ありません。
他の所得も合算する
確定申告の際には、Uber Eats(ウーバーイーツ)の所得だけでなく、他の所得も合算して行います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のほかにアルバイトなどで所得を得ている、正社員として給与を会社からもらっているなど、年末調整済みの給与も合算する必要があるので気をつけましょう。
控除漏れがないようにする
ふるさと納税や支払った社会保険料、一定額以上の医療費などは控除することによって税金を減らすことができるので、控除漏れがないようにしましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をするなら会計ソフトがオススメ
Uber Eats(ウーバーイーツ)で確定申告をするなら「会計ソフト」を使うことをオススメします。
- 弥生会計 クラウド確定申告
- マネーフォワード クラウド確定申告
- 会計ソフト「会計王」
今は、無料から使えるものも多く出回っており、とっても使い勝手がよく初めてでも指示がある通り入力していけば確定申告の書類が出来上がるとっても便利なツールです。
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Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の確定申告の方法と注意点 まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーで得た収入は、原則として確定申告が必要となります。
- 社会人が副業として働いている場合:20万円以上の所得で確定申告
- Uber Eats(ウーバーイーツ)のみで生計を立てている場合:利益が38万を超えたら確定申告
Uber Eats(ウーバーイーツ)一本で生計を立てている場合や副業として働いている場合などによって、確定申告が必要な条件が変わってきますので、自分がどれに当てはまるのかを確認し、正しく申告できるようにしておきましょう。