実店舗を持たないバーチャルレストランが、今フードデリバリーサービスで急増しています。
- バーチャルレストランとは?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)でのバーチャルレストラン出店は違法なのか?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)でバーチャルレストランが違法になるケース
バーチャルレストラン出店について詳しく解説していきます。
目次
バーチャルレストランとは
コロナ禍でよく耳にするようになった「バーチャルレストラン(別名:ゴーストレストラン、クラウドキッチン)」とは、実店舗を持たず、Uber Eats(ウーバーイーツ)などのフードデリバリーのみに対応する、デリバリー専門店のことです。
従来の飲食店と比べて初期投資が少なく、柔軟な運営が可能であること、客席を設けずお客さんとの接触もないことから、コロナ禍の感染対策の面からも注目を浴びています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のバーチャルレストラン出店は違法?
結論から言うと、きちんと条件さえ満たしていれば、Uber Eats(ウーバーイーツ)でのバーチャルレストランの出店は違法ではありません。
法律上は通常の飲食店と変わらず、デリバリーはもちろん、テイクアウトも可能です。
未許可のまま営業した場合、2年以下の懲役または200万円以下の罰金の罰則があります。
Uber Eats(ウーバイーツ)でバーチャルレストランを出店する条件
Uber Eats(ウーバイーツ)を利用してバーチャルレストランを出店する条件には以下のようなものがあります。
- 営業許可証がある
- 食品衛生責任者の有資格者がいる
- 十分な設備を備えたキッチンがある
①飲食店の営業許可証がある
バーチャルレストランを出店する場合でも、営業許可証が必要です。
営業許可証の取得の基準は出店する自治体によって判断基準が異なり、展開する飲食店の種類によっても必要な営業許可は変わってきます。
提供するメニューや方法がすでに決まっている場合は、必要な営業許可を保健所に確認してみましょう。
②食品衛生責任者の有資格者がいる
自宅でバーチャルレストラン出店する場合でも、通常の飲食店と同様に食品衛生責任者の資格が必要です。食品衛生責任者の資格は、座学の講習を6時間受ければとることができるため、そこまでハードルは高くないでしょう。
また、すでに調理師免許や栄養士などの資格を持っている場合は免除されます。
講習を受講する場合、受講費用は1万円前後で、申込方法やスケジュールは各自治体の食品衛生協会によって異なるのでホームページから最新情報を確認しましょう。
③十分な設備を備えたキッチンがある
営業許可を取得するためには、保健所の担当者が施設基準をクリアしているか確認します。
その際、以下のような項目に当てはまるものが、十分な設備を備えたキッチンの目安となり、条件を満たしていないと営業許可がおりません。
この施設基準は各自治体で定められているため、詳細は各地方自治体の保健所に確認するようにしましょう。以下の項目は目安として捉えておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
建物の構造・面積 | 清潔で丈夫な建物であること 目的に応じた広さがあること 店舗と住居スペースが仕切られていること |
床 | 耐水性材質で排水が良好なこと |
壁 | 隙間がなく平滑で掃除しやすい構造であること、壁は床から1m以上耐水性の材質であること |
窓 | 網戸、排水口には金剛網などを付けてねずみや虫が侵入しないような設備にすること |
換気扇 | 換気システムがあること |
照明 | 作業に適した照明があること |
洗浄設備・給湯設備 | 2槽式のシンクがあること(1槽の大きさの目安45cm「幅」×36cm「奥行」×18cm「深さ」以上) 給湯設備があること |
手洗い設備 | 住居用とは別に、手洗い専用設備があること(手洗器外径のめやす36cm「幅」×28cm「奥行」以上) 消毒設備を備え付けること |
冷蔵・冷凍設備 | 食材に合った最適な温度で保存できる冷蔵・冷凍設備があること 温度計を冷蔵庫・冷凍庫等に備えること |
保管庫 | 調理器具や食材を保管できる扉のついた棚があること |
ゴミ箱 | ふた付きで汚液が漏れない材質の容器で用意すること |
バーチャルレストランで違法となるケース
Uber Eats(ウーバーイーツ)でのバーチャルレストランの出店は先述の通り問題ありません。
ですが、場合によっては違法となることもありますので、出店の前に気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。
- 優良誤認させるような表記
- 取り扱うメニューによって必要になる許可証がない
優良誤認させるような表記
優良誤認とは、商品やサービスの品質、規格などの内容について、実際のものや事実に相違し競争事業者のものより著しく優良であると一般消費者に誤認される表示のことを言います。
バーチャルレストランの場合、一拠点で複数のブランドの料理を提供することが可能であり、そのような場合「○○専門店」と表記するのは優良誤認になるのではないか?という問題があります。
実際の逮捕事例は確認されていませんが、グレーゾーンであることや、注文者からの不信感を買ってしまう可能性があることを認識しておきましょう。
取り扱うメニューによって必要になる許可証がない
Uber Eats(ウーバーイーツ)への出店は営業許可証があれば可能ですが、取り扱うメニューによっては別に許可証が必要なことがあります。
- 鮮魚介類
- 菓子
- アイスクリーム
- 麺類
- 獣鳥の生肉
- 清涼飲料水
- 乳酸菌飲料
- 氷
- 酒類
上記のジャンルを取り扱う場合は、事前に保健所に連絡しましょう。
まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)でのバーチャルレストラン出店は、通常の飲食店と同じく条件を満たせば違法ではありません。
しかし、出店するメニューによっては別の許可証が必要だったり、優良誤認表記をすると注文者から不審に思われる可能性がありますので注意しましょう。
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