出前館の配達員として働く際、「配達時に事故に遭ってしまったらどうしよう」「どんな保険に入っておけばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか？
- 出前館の業務委託配達員は保険加入が必須？
- そもそもどんな保険を選んで良いか分からない
- どの車両を利用する場合に加入が必要なの？
といった、業務委託として配達する場合の任意保険加入の疑問について詳しくご紹介していきます！
目次
出前館の配達員は任意保険に加入しなければいけない！
出前館の配達員には、直雇用（アルバイト）と業務委託を選択できます。働き方によって任意保険への加入の仕方が変わりますので覚えておきましょう。
【直雇用（アルバイト）】配達員の任意保険加入は会社負担
出前館で直雇用（アルバイト）配達員として働く場合は、労災の対象となります。
就業中に遭った事故に関しては、事故に巻き込まれた場合も、事故を起こしてしまった場合も、どちらでも手厚い補償がされ労災が適用されます。
出前館側ですでに保険に加入し、配達員は出前館で貸し出される自転車やバイクを利用するため、自分で新たに保険に加入しなければいけないということはありません。
配達に不安がある人でも、何かあった時の補償が用意されているので、安心して配達することができますね。
【業務委託】 配達員は自分で任意保険に加入する必要がある
一方、業務委託配達員として働く場合は、自身で任意保険に加入する必要があります。
出前館では、以下のような業務委託の配達員が事故に遭った際に支払われる「障害見舞金制度」が存在します。
- 医療見舞金：最大25万円
- 死亡見舞金：1,200万円
- 後遺障害見舞金：最大1,200万円
- 入院見舞金：7,500円/日(最大90日)
これだけ見ると、一見手厚い内容に見えますが、この見舞金制度が適用されるのは事故に遭った配達員のみです。
そのため、自分が事故を起こしてしまった場合の相手方への補償ではないため、注意しましょう。そもそも、配達員登録を行うには、任意保険への加入が必須条件のため、配達を希望するなら必ず自分で任意保険に加入しなければいけません。
また、この見舞金制度が適用されるのは「配達中」のみとなっているため配達に向かう途中や家に帰る途中などの事故については適用外となっています。
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【業務委託】出前館の配達員が任意保険に加入しないと？
では、任意保険に加入しない状態で配達を続けるとどうなるのでしょうか？そもそも、登録時に任意保険の加入が必須となりますが、以下のような状況で未加入となるケースがあります。
- 期間が過ぎていた
- 任意保険に加入していない車両で配達した
このような状況の中配達を続け、事故を起こしてしまった、事故に巻き込まれてしまった場合、任意保険に加入していない状況となるため、自分が加害者となった場合、損害賠償請求は当然免れません。
軽い事故であったとしても、その時点で配達員のアカウントは停止されてしまいます。知らなかったでは済まされないため、複数の車両で配達を行っている方はそれぞれの任意保険の有効期限に気を付けましょう。
【業務委託】出前館の配達員の保険加入は自転車でも必須？
では、どの車両を選択した場合でも保険加入は必須なのでしょうか？
出前館の業務委託の配達員が使える車両は以下の４つになります。
- 自転車
- 原付・バイク（125cc以下）
- バイク（125cc超は事業用ナンバー）
- 自動車（事業用ナンバー）
業務委託で配達員を行う場合は、基本的にどの車両で配達するとしても任意保険への加入が必要になります。
正確には、自転車での配達には任意保険への加入は「推奨」とされていますが、補償内容に不安がある場合は自転車であっても自身で任意保険へ加入するようにしましょう。
また、保険に加入したら「任意保険証書」を出前館側に提出する必要があります。任意保険に加入したら、スクリーンショットや保険証書のコピーを登録時に添付して送信する必要があり、その添付ファイルがないと登録自体、完了することができません。
関連記事 『出前館』の業務委託の配達員の「自転車」での配達を解説
シェアサイクルの場合は？
自前の車両ではなく、「シェアサイクル」や「レンタルサイクル」を利用したいという方もいますよね？その場合には、任意保険の加入や書類の提出について、どうしたらいいのでしょうかか？
シェアサイクルを利用する方は以下のものの提出が必要になってきます。
- レンタル会社の申込書
- オンラインの登録画面のスクリーンショット
【業務委託】保険加入時の補償内容について
いざ保険に加入しようと思っても今は保険の補償内容の幅や種類が多く、どれを選べばよいかわからないという場合もあるかと思います。
出前館では推奨されている補償内容があり、以下のような内容となっています。
- 対人無制限
- 対物1,000万円以上
- 業務中の適用保険
必ず「対人無制限、対物1,000万円以上」のものを契約していないと登録ができない、という事ではありませんので、一応任意の補償内容ものになります。
また、保険を選ぶ際は、業務中の事故への保険が適用となる内容のものを確実に選びましょう。業務外での保険適用が効かないものも多く、必ず業務中の保険が適用になるものであることを確認しておく必要があります。
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関連記事出前館の配達員用保険はある？自分で加入するポイントを解説
【業務委託】任意保険書類の提出タイミングについて
では、一体どのタイミングで加入した保険証書を提出する必要があるのでしょうか？
出前館の業務委託の配達員登録は、現在オンライン上で行われています。オンラインで動画視聴＆理解度チェックテスト、その後に説明会を受講します。
- 申込みフォームから申込みを行う
- 本登録を行う（必要書類のアップロード）←ココ
- 研修用の動画を視聴・理解度チェックテストの実施
- アカウントが発行され登録完了！
応募後、本登録時にに必要事項の入力と一緒に加入した任意保険の証書をアップロードして提出する必要があります。
本登録を完了させるには必ず任意保険の書類の提出が必要になってきますので、あらかじめ準備してから登録を進めるようにしましょう。
【業務委託】事故を起こしてしまった時の出前館側の対応は？
2022年9月より、配達中の事故に限り事故に遭った際の窓口が設けられました！事故に遭った時はまず以下の窓口に連絡して指示を仰ぎましょう。
電話番号：0120-426-417
24時間365日対応
自転車の方は出前館での任意保険が適用されます。バイクや軽自動車の方は自身で加入している任意保険の会社へ連絡をしましょう。
関連記事【出前館】配達員（業務委託）の拠点一覧と拠点の使い方
出前館の配達員の保険についてまとめ
出前館で配達員として働くには、業務委託は基本的にどの車両を利用する場合であっても任意保険の加入が必要（自転車は推奨）になります。保険に入る手続きが面倒という方や、自分で保険料を払いたくないという場合は、直雇用のアルバイトとして働くのがおすすめです。
業務委託の方が服装やシフトの自由度は高いですが、個人事業主のためその分事故に遭った際の対応はアルバイトよりも手薄なため、自分に何かあった時や相手方への確実な補償として、出前館で推奨されている「対人無制限、対物1,000万円以上」の任意保険への加入がベターです。そして必ず業務中の保険適用が効くものを選びましょう。
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